恐れていましたが、ついに私の住む長野市でも、歓楽街にある接待を伴う飲食店の従業員から新型コロナウィルスの陽性反応が出てしまいました。感染者の職種上、濃厚接触者が多数いると予測され、感染者拡大の危険性が高くなりました。

　これを踏まえ、今朝緊急役員会を開催し、社内における新型コロナウィルスに対応する特別な勤務体系を確認し、早急に役職員に徹底を図ることとなりました。

　ただ、建設業の場合は、建設現場を預かる外勤者と営業や総務経理を行う内勤者がいて、すべての勤務体系を同一にするには無理があります。ですから、このように緊急を要する場合は、外勤者用と内勤者用の2種類の対応マニュアルを作る必要があります。

　更に、当社は、建築、土木、そして住宅とそれぞれのお客様も全くと言っていいほど異なりますので、業務もそれぞれ異なります。要は、違う会社が3つあるようなものです。これは仕方が無いことですが、最終的に会社としての通達をまとめる管理本部は、その分とても苦労するのです。しかし、会社として、まずは社員の命と健康を守る義務がありますので、早急に対応をまとめ上げ、本日中の通達となる見込みです。

　現在、安倍首相は、「最低7割、極力8割、人との接触を減らしていただければ・・・。」と非接触を国民に促していますが、当社が本日出す予定の通達により、例えば、直行直帰、フレックス、テレワーク、隔日出勤、それに有給取得促進日等々を入れた独自の計算上、プライベートな生活は別として、会社としては内勤者で5割から6割程度の非接触を実現できると目論んでいます。

　まずは自国を信じ行動することで、人類として新型コロナウィルスに必ずや勝利いたしましょう。

　以上です。