いきなりですが、昨夜幕を閉じた球史に残る日本シリーズについては、またの機会にお話ししたいと思います。
今日はソウルの梨泰院で150名(現時点)を超える犠牲者を出してしまった悲惨な事故についてです。
まずは、犠牲になってしまった方々に心より哀悼の意を表します。
さて、ソウルは、かつて所属していた団体がソウルの団体と姉妹締結をしていた縁もあり、これまで幾度となく訪問しています。
今回の事故現場になってしまった梨泰院にも何度か行ったことがありますが、ここ最近では、日本の渋谷や原宿、そして六本木のように、おじさんには用事がない地区なので行く機会は皆無でした。しかし、その凄い活気は今でも覚えています。
コロナ禍から初めて規制のないハロウィンを迎えた梨泰院。
ニュースでは、規制をする警官や警備の手薄さを指摘する声もありますが、あの狭隘な通りで、例え多くの警備を配置しても統制は難しかったのではないでしょうか。
また、犠牲者の大半は20代の女性と伝えられます。犠牲者150名を超える中、その男女比は、男性に対して女性がほぼ2倍の人数とのことです。要は、男性50名に対して、女性100名くらいの数になるとのこと。これを聞いて驚きました。
今回の事故では、坂道の上から人をなぎ倒し、折り重なるような形で将棋倒しが発生したようで、押し倒された一番下の人にはその上に5重、6重に人が重なっていたそうです。
例えば、体重の平均を60キロとすれば、それだけでも300キロの重さが掛かったことになります。ただ、実際には単純に体重×5~6人という加重では済まなかったことでしょう。
これでは、女性や子供、そして高齢者はひとたまりもありません。
苦しかったことを思うとあまりに可哀想で、ブログの落としどころが見つかりません。
事故の徹底的な検証が必要だと強く思います。
ご冥福をお祈りします。
合掌