いきなりですが、先週末はある大学で授業をして来ました。
と言うのも、以前このブログでも紹介しましたが、東京大学野球部出身で私と同期(私はもちろん東大ではありませんよ。)のA特任教授に依頼され、今回の機会に恵まれました。
京王線の高幡不動駅から多摩モノレ―ルに乗り換えて件の大学まで向かったのですが、明治大学野球部での約4年間は京王線のつつじが丘に合宿所があったので久しぶりに京王線に乗るのを楽しみにしていました。全く変わってしまった駅とまるで変っていない駅がありました。また、駅ごとに当時の思い出も蘇り、京王線のミニツアーを楽しませてもらいました。
また、多摩モノレールには実は初めての乗車でした。
凄く景色が良くて驚きました。
東京西部の学園都市ですが、大学の環境としては最高です。
さて、授業の内容は、経営学部の皆さんに「プロ野球独立リーグ球団の経営」についてお話しさせて頂きました。
A特任教授から本授業の依頼を受けた際、「上手く行っていない経営の話しをしても仕方ないでしょう?」と言ったら、「上手く行っていないことを勉強するのも学問だ。」と返され、やむなくお引き受けいたしました。
どうせ居眠りなんかして、つまらなそうな顔をして、反抗する意味も無いのに、反抗的な顔で私を睨んで、なんて授業風景を想像していましたが、あに図らんやほとんど学生は真剣に私の話に耳を傾けてくれて、逆に私の方が驚きました。
こんな機会を頂くと、「大学の先生ってのもまんざらじゃないなー。」なんて思い、授業後にA特任教授にそんな話しをすると、「単純でいいね。」とそっけなく返されました。
まあ、そんな甘いものじゃありませんね。
ただ、私としては久しぶりに大学らしいキャンパスを歩かせて頂き、なんだか心がキュンとなり、不思議なもので若返った気分にさせて頂きました。
良い経験をさせて頂きました。
ありがとうございました。
以上です。