いきなりですが、夏休み前に少し会社の部屋を片付けました。
いや、片付けようとしました。
と言うのもせっかく整理整頓をしようと、部屋の戸棚を開けた途端です。なんと昔の写真を保管してある木箱を見つけてしまったのです。
この木箱には、アルバムなどに整理がされていない、カメラ付きスマホが普及される以前のスナップ写真が数百枚無造作に入っています。
これを見つけてしまったら、もう駄目ですね。整理整頓のことなどすっかり頭から消え去り、全て見終えるまで何も手につかなくなってしまいました。
それにしても不思議です。
もう何十年も前のことなに、もちろん年代別に整理などされていないのに、その写真一枚一枚に対する記憶が直ぐに蘇るのです。
最近、明らかに記憶力が弱っているくせにです。
それなのに昔の写真を手に取ると、その時考えていたこと、楽しかったこと、辛かったこと、その時先輩が言っていた印象的な言葉だったり、腹が立ったこと、涙が出そうになったこと、その場の匂い、その場の雰囲気、感じていた心の体温までも・・・。
数百枚ありましたが、その全ての写真を撮った時のことを覚えていました。
下の写真は、4年間過ごした大学野球部で、最後の練習後に撮影したものです。今から、35年ほど前のものです。
もう懐かしすぎて・・・。
余りにも懐かしかったので、この中に写っている後輩を群馬の太田市から長野まで呼び出して、今夜食事することにしました。
昔の写真のせいで、彼に取っては迷惑な話ですね。(笑)
以上です。