いきなりですが、過日、日比谷高校から東京大学卒の超優秀な大学教授が長野を訪ねて来ました。
私に取っては異次元の人なのですが、彼は東京大学野球部で私と同期。同期と言ってももちろん私は東大では無いので、ただ同じ学年なだけです。
それでも、ありがたいことに30数年前、学生野球のメッカ、あの神宮球場で春秋のリーグ戦を戦った彼らとは、他大学とは言え卒業してからも懇意にさせて貰っています。
さて、今回は、彼が受け持つ経営学部の学生に「エンターテインメント興行」についての話をして欲しいと言う依頼で長野にやってきました。
「エンターテインメント興行」なら、わざわざ野球の独立リーグの興行の話しでなくてもいいのでは?と言ったのですが、興行がうまく行っているところの話だけでは、勉学としては片手落ちとのことで、私に依頼をしに来たとのこと。
これって、かなり微妙な依頼ですよね。(笑)
まあ、昔からのお付合いなので、微力ではありますがお受けすることにしました。
今回は昼ごはんを挟んで、3時間ほどゆっくり話をすることができました。
そうそう、いい機会だったので、昔から聞いて見たかったことを思い出し聞いて見ることにしました。
というのも、単純な話です。要は、「どんな努力や勉強の仕方をして東京大学に入ったのか?」というお話です。
例えば、猛烈に勉強したのか?授業を一度聞くと頭に全て入ってしまうのか?それとも天才的な記憶力の持ち主なのか?・・・。
で、彼の答えは驚くものでした。
曰く、「試験問題を解く時は、暗記ではなく、それを習った場面とかが浮かぶ。」「その時の授業中、教室から見た景色や黒板に書かれていたこと。」「それにそのことが記されていた教科書とそのページの様子。」「それが画像や動画として頭の中でフラッシュバックされる。」「要はシーンとして頭に浮かんで来る感じかな。」と。
「えっ!!!」「この人何言ってるの?」
現場からは以上です。