いきなりですが、私世代の田舎育ちは、PARCOと言えば都会の象徴でした。
昨日、松本パルコが2025年の2月を以って閉店するというニュースが飛び込んで来ました。
高校の3年間を松本で過ごしましたが、松本パルコは1984年8月に開業したので、私が高校3年の時にOpenしました。
当時は、DCブランドが流行し、DCブランドのメッカと言えば渋谷のPARCO。そのPARCOが松本に出来たと言うことで、それはそれは眩しい存在だったことを覚えています。
また、「PARCO=都会」ですから、あの時、「これで長野市より松本市の方が都会になったな。」と変な確信したことを覚えています。
閉店に当たっては、昨今のECの普及、加えて近郊に出来たイオンモール等の大型ショッピングセンターの台頭などが要因のようですが、やはり寂しさを感じます。
さて、当時を思い出すと、我々のおしゃれと言えば、学生服のズボンにタックが入っているだとか、学ランの丈を長くするとか、短くするとか、はたまた、ジャージがミズノだとか、アディダスだとか、オニツカタイガーだとか、ただそれだけの話しでした。
なにしろ、よそ行きは、良いジャージと相場が決まっていました。
そこにDCブランドブームがやって来ました。
そのブームに乗って、友達と「BIGI」だの「NICOLE」だの「COMME des GARÇONS」だのと高い服をなけなしの小遣いをはたいて買った記憶もあります。
しかしです。
高校球児である我々の頭は、坊主。
坊主じゃDCブランドもなにもあったもんじゃありません。
あの頭で「BIGI」を着てたなんて、かなり恥ずかしい。
松本パルコ閉店の残念なニュースで、とんだ黒歴史を思い出したというお話です。
以上です。