いきなりですが、焦りました。

　というのも、昨日は午後から酷暑の東京に出張しました。
　もう、本当にありえない暑さで、普段は15分ほど歩いて向かう打ち合わせ先でしたが、たった5分でもタクシーを利用しないとどうにかなりそうだったのでタクシーを使いましたが、運転手さんが、「今日はワンメーターのお客さんが大勢利用されています。」と話していました。

　さて、お客様とは2時間ほど打ち合わせをし、その後は食事をしました。

　今日は朝から用事があったので、食事のあとは長野まで帰ることにしていました。

　その食事も盛り上がらなかったわけではないのですが、板前さんの配慮で殊の外スムーズに終了し、予定していた新幹線より早めの新幹線に乗れる状況となりました。

　昨夜は老舗のお寿司屋さんに連れて行って頂きましたが、私が今日中に長野に帰ることをお客さんが板前さんに伝えていてくれたらしく、手の込んだ料理は、事前に作っておいても問題のないものは準備されていたようです。こういう目に見えないサービスをさりげなくするのは感動します。
　是非、見習いたいですよね。

　その後、東京駅に到着。以前からお話ししている通り、お酒が入っている場合は危険なので長野駅が終点の「あさま号」に乗車することにしています。

　しかし、昨夜は最速で長野に到着する「かがやき号」に乗ることができたのです。それほど飲んでいたわけではないので、迷わず「かがやき号」を選択。一路長野まで。

　で、高崎までは覚えていたのです。
　しかし、ふと気がつくと、なんと新幹線が停車しているじゃありませんか！　

　「かがやき号」は大宮を過ぎたら次の停車駅は「長野」なので、もし停車しているとしたら、そこは「長野」か「富山」か「金沢」しかありません。かなり焦りながら駅名を見ると、「長野」！！

　慌てて飛び降りて事なきを得ました。

　するとホームにアナウンスが流れていました。

　「現在、名古屋方面から来る特急しなの号が遅れております。」「乗り継ぎのお客様がいらっしゃいますので、かがやき号はしばらく停車いたします。」「お急ぎの中大変恐縮ですが、どうかご理解を頂きますようお願い致します。」と。

　時計を見ると、既に出発時刻となっていました。
　要は、「しなの号」が遅れたお陰で私も長野で降りることができたというお話です。

　ただ、やはりそこはそれだけでは済まず、朝から金沢駅のお忘れ物センターに問い合わせをしている私です。

　とても残念です。

　以上です。