皆さんご存知の通り、本日より消費税が8%から10%に増税されます。
軽減税率であるとか、キャッシュレスだとか、ポイント還元であるとか、非常に分かりにくい増税となっていますね。
そんな中、昨日の朝礼で当社の会長より、「建設業に携わる者として、少なくとも住宅新築やリフォームに関する増税後の優遇措置等はいつでも説明できるべく頭に入れておくべきだ。」という話を受け、今回の増税支援対策について、整理がされていなかった部分もあったので、当社の住宅部門であるイイケンハウスに依頼し、以下に分かり易くまとめて貰いました。
暫くの間は、私もこのメモを持ち歩き、総合建設サービス業のプロとして、いざ質問があったら簡潔にお答えできるようにしようと思っています。
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消費税10%へ引上げ後の住宅取得者様への支援対策
- 住宅ローン減税の控除期間が3年間延長
・現行の住宅ローン減税について控除期間を3年間延長(10年→13年)
例)借入3,000万円、金利1.5%、35年ローンの場合
10年間の場合の総控除合計額約262万円
13年間の場合の総控除合計額約326万円
増税後の方が約64万円のお得!
- すまい給付金が最大50万円になり対象者も拡充
・最大給付額の引上げ(30万円→50万円)
・対象者の拡充(年収510万円以下→775万円以下)
増税後は、単純に最大50万円のお得!
- 次世代住宅ポイント制度
・新築最大35万ポイント、リフォーム最大30万ポイントの商品と交換可能なポイントを付与
増税後は、35万円のお得!
- 贈与税非課税枠が最大3,000万円に拡大
・住宅取得資金の贈与を受けて住宅を取得した場合の贈与税の非課税枠が拡大(最大1,200万円→最大3,000万円)
例)住宅取得資金の贈与が2,000万円あった場合
増税後の方が約117万円のお得!
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上記4つの支援策は併用可能ですし、上記の支援策以外にも、低金利によるメリットの恩恵を受けられます。
もちろん時限措置もありますが、どうぞ新築やリフォームをお考えの皆さんは参考にされて下さい。
以上です。