機会があって日本武道館の近くにいます。日本武道館と言えば正八角形の頂点に聳える「玉ねぎ」ですよね。今回、この「玉ねぎ」を思い切り近くで見ていますが、見れば見るほど「玉ねぎ」です。
そこでいつものように調べてみました。で、この「玉ねぎ」。なまえは擬宝珠(ぎぼうし)と言うのだそうです。魔除けの意味も込めて置かれたそうです。
また、擬宝珠は、その名のとおり、仏教の「宝珠」に似せたという説があり、別名が、「葱台」(そうだい)。こちらは、ネギ坊主の形に似ていることから、つけられたといいますから、「玉ねぎ」といわれるのは間違っていないのです。
また、富士山の尾根をモチーフされたと言われる大屋根の曲線には、これまた見れば見るほど壮大さと優美さを感じます。
この武道館、最近ではコンサート会場というイメージをもつ方が多いと思いますが、ご存知の通り元々は、1964年に開催された前回の東京オリンピックの時に、武道競技場として建てられたオリンピックの競技会場です。尚且つ年齢はほぼ私と同い年です。
それを聞いてなんだか武道館に愛着が湧きました。
以上です。