いきなりですが、皆さんは「瞬間決定の法則」はご存知ですか？

　私は知らなかったのですが、まあ単刀直入に言うと、人は初めて出会ってわずか３秒で相手のことを判断してしまうと言う法則だそうです。

　アメリカの社会学者アービン・ゴフマンは、人は人と会った瞬間に以下の順序で相手を判断し、その人がどのような人であるかを決めつけてしまうと言うのです。

　さて、その順序を以下に、

① 性別（男か女か）
② 年齢（いくつくらいかな、自分より年上か）
③ 外見（太っているな、背が低いな、美人だな、格好いいな、など）
④ 服装（金持ちそうだなあ、貧相だな、など）
⑤ 表情（こいつ、大分緊張しているな、ニコニコしてずいぶん感じのいい人だな、など）
⑥ 視線（オドオドしている目つきだな、キョロキョロしているな、など）
⑦ 態度（ずいぶんでかい態度だな、かなり気をつかっているな、など）
⑧ 距離（親しければ親しいほど近くなり、偉い人や嫌いな人との距離は必然的に遠くなる）

　と言うことで、①性別と②年齢と⑧距離はどうにもならないと思うのですが、後は改善の余地はありますよね。

　ただ、私の場合危険信号が灯っているのが、③外見と④服装です。
　以前は、ちょっと散歩に行く時でもしっかり頭髪を整え、身支度にも気を遣っていました。
　しかし、最近では「誰にも会わないし。」だとか「ちょっとだけだからいいや。」と思うことがやけに増えた気がしています。前まで散歩で帽子は被りませんでしたが、今では熱中症予防では無く、寝ぐせ頭を隠すために帽子を被って散歩をします。　　　
　また、上と下のコーデが納得いかなかったり、カラー的にミスマッチだと許せなかった服装も、「30分の散歩だからいいか。」となってしまうことも増えました。

　これってヤバいですよね。

　世のおじさんたち、思い当たる節はありませんか？

　「瞬間決定の法則」を頭に叩き込み、そんな妥協をしたい自分にもう一度鞭を入れて行こうじゃありませんか！！

　「お前だよ！！」

　ですよね。

　失礼しました。

　以上です。