いきなりですが、私が17才で発症した花粉症は、40年の時を経て、だいぶ症状が和らいでいます。
さて、例によって誰にも頼まれていませんが、ここ4~5年における私の花粉症について独自の調査結果を発表をさせて頂きます。
私の花粉症のピークは、40代中盤までだったと思います。そこから段々症状が和らいで来ました。
特にここ4~5年は、常時薬を持ち歩かなくても大丈夫なくらいに緩和されています。
聞くところによると、最近の花粉症治療では、スギ花粉エキスを成分とした舌下錠が開発され、花粉症の時期以外も毎日服用して行くことよってスギの成分に体が慣れてゆき、花粉症の症状が出にくくなる「アレルゲン免疫療法」なる治療法が開発されているようです。
この話を聞いてピンと来ました。
私のここ数年の花粉症は、花粉が舞い始める時期に、1日~2日に渡り、鼻水、くしゃみ、涙に微熱と、典型的な花粉症の症状が出ます。
しかも、かなりひどい症状です。
しかしです。3日もするとその症状がウソのように消えて無くなるのです。
もうお分かりですね。
そうなんです。
件の「アレルゲン免疫療法」は最低でも、3年程は舌下錠を服用して行く必要があるようですが、私の場合は、40年に渡る花粉症キャリアによって、春先にスギ花粉が舞い始め、そのスギ成分が体内に入り込むと、恐らく1日か2日でスギに順応する身体に仕上がっているのだと思います。
エビデンスは得られていませんが・・・、多分、そうです。
人間の順応性と進化には、いつも驚かされます。
「えっ?」「老化?」
以上です。