秋刀魚にイカ、私の好物が高級になって行きます。
野球をしていた学生の頃は、秋刀魚やイカになんて見向きもせず、毎日肉、肉、肉。食卓に肉が無ければなんとなく寂しく、そして腹立たしくなった記憶があります。
その後、年を重ね、今や秋刀魚のワタまで美味しく感じるようになりました。
また、イカと言えば、「昔、テレビの液晶はイカの成分から出来ている。」なんて話があったことは覚えていますか?私にはなんのことかよく分かりませんが、調べてみると、確かに、イカの内蔵から工業用の肝油を精製する過程で、粉末のコレステロールを作り出すことが可能で、そのコレステロールからは、液晶テレビなどに使われている液晶とは全く違ったタイプではありますが、それでも液晶が出来る可能性はあるとのこと。そんなことから、「液晶テレビはイカから出来ている。」との話が実しやかに伝わったようです
その話を信じていた私は、20年ほど前でしょうか、大分県に行った際、有名なイカ料理のお店に連れて行ってもらったのですが、そのお店で出してもらった活剣先イカの肌が、それこそ液晶のように七色に光る様を見て、「やはりテレビの液晶はイカから出来ているのだ。」と確信したことを覚えています。
そんな大好きな秋刀魚、実は今シーズンはまだ口にできていません。
そして、イカ。
先日お話ししましたが、熊本出張の折、わざわざ「呼子のイカ」を食せるというお店を予約してたのですが、前日の時化でイカ漁が出来ず、その日は入荷しなかったということで、これまた残念ながら食せませんでした。
と言うことで、大好きな秋刀魚とイカがここ数日頭にこびりついて離れないという、実に呑気なお話です。
失礼しました。
以上です。