当社は、以下の条件で第1回の学生設計コンペティションを開催したところ、全国から300を超える応募をいただきました。
応募下さった学生の皆さんには、この場をお借りして心より感謝致します。
ありがとうございました。
さて、今回のテーマは、『早く帰りたくなるお家』『子育て世代(世帯)のベストな家』
【設計条件】
子どもが生まれると、居心地が良く、家事の効率もアップするような間取りを希望されるご家族が沢山いらっしゃいます。子育てしやすい家とは、どんなものでしょうか? 親の家事が軽減されるような利便性、親が子どもの様子を把握しやすい安全性、子供の成長を促す将来性・・・そんな「わが家」の生活スタイルに合った間取りを長野市の住環境に適した形で表現する。
子育て世帯の家づくりの設計のポイント
・親子間、夫婦間のコミュニケーション
・家族にとって居心地の良いリビング
・子育てママが家の中でのストレスを貯めない
・家族の気配をほどよく感じる…など
【設計の概要】
・木造1~2階建て
・木造軸組み工法(在来工法のモジュール910mm)
・延べ床面積は50坪前後
・外観デザインは30代前後の子育て世帯に融合するデザイン
・土地面積:約80坪(南面道路を想定)・・・別紙にて
・自家用車2台を含めた外構計画
・敷地の用途地域は第1種低層住居専用地域
・家族構成:夫、妻、子供2人(4才(女の子)、1才(男の子))
以上のような条件と概要で応募を頂き、一次審査通過の皆さんには、直接プレゼンを予定していましたが、コロナウィルス対策で、残念ながら今回は動画でのプレゼンとなってしまいました。昨日は社外の学識経験者を審査員に加え、厳正な審査を開催いたしました。応募作品が素晴らしかったので、とても白熱した審査会となりました。予定の時間をオーバーして、ようやく各賞が決定しましたが、素晴らしい作品に甲乙をつけなければなりませんから、正直かなり疲れました。
また、今回審査させて頂いて、20代の皆さんが家に対しての見方や考えた方で、これまでの常識とは全く違うある一定の特徴が出ていたのは発見であり驚きでした。
この学生コンペ、微力ですが若い人の励みになるべく継続して行きたいと思います。
結果発表はもう直ぐです。
以上です。