いきなりですが、自民党女性局のフランス研修が批判を受けています。
また誤解を生むような話になってしまいそうですが、私は、視察は悪いことでは無いと思っています。また、国会議員であっても海外視察に行って名所・旧跡で写真を撮るのも当たり前で別に問題では無いと思います。
例えば、私も会社の経費で海外出張に行って、先方の計らいで観光名所に連れて行って貰うこともありますし、地元の美味しいレストランで食事をすることもあります。その場では、特にはしゃぎはしませんが記念写真を撮る機会も多くあります。また、当社の社員が目的を持って出張し、その合間に私と同じように観光名所を訪ねたり、地元のレストランで食事している写真を見せられても、「なにやってんだ!!」なんて感覚にはなりません。
まあ、詳しいことは分かりませんが、件の女性議員の子供が一緒に視察参加していたりなんて話もあるようですが、それは論外です。
今回、「税金を使って旅行かよ!!」と言う批判が大勢を占めているとは思います。たしかに企業活動や生きて行く中で税金を捻出して行くのは大変です。しかし、一方では税金を使ってでも議員には世界の現状や見識を広めて貰うこと、また歴史や文化に触れて貰い、国会議員であるなら今後の外交に役立ててもらうことも必要ではないかとも思います。
議員とは言え、完成された人間では無いと思います。昔は、「政治家を育てる。」と言う認識もありました。
今の風潮だと、政治家は育たないと思います。今後、仮にとても為になる海外視察が企画されても「行きたくない!」という議員が増えてしまう可能性もあります。そうなると、極端な話し、議員の成り手がいなくなってくると思います。
もちろん、記念写真をSNSに載せるという感覚は私には理解できませんが、あまりこんなところばかりクローズアップして批判していたら、そんなしっぺ返しもあるような・・・。
やっぱり私は考えが甘いのかなー。
失礼しました。
以上です。