いきなりですが、総裁選で話題の河野太郎氏の著書「日本を前に進める」を読んでいる途中です。
びっくりしたのは、著書の中に河野太郎さんのアメリカ留学時代の話があったのですが、彼は留学中にアメリカ上院選挙に関わっていたのです。
さて、皆さんは、ジェリー・デントン海軍中佐(ベトナム戦争当時)をご存知でしょうか?ジェリー・デントンさんはベトナム戦争中に捕虜となり、その際ベトナム側によって撮影された映像、要するに「私は捕虜となりましたが、国際法に基づいた待遇を受けている。」と言うような、ベトナム側によるプロパガンダ映像の中で、まぶたで「TORTURE(拷問されている)」とモールス信号を送ったことで有名な方です。
ジェリー・デントンさんは、後にアメリカ上院議員となるのですが、河野太郎さんは、その「ベトナム戦争のヒーロー」であるジェリー・デントンさんと激しい上院議員選挙を争って当選を果たした対立候補のリチャード・シェルビーさんの事務所で2年間働いていたと言うのです。
この人、結構面白い人で、「共産主義を勉強して見たい」と言うことで、ポーランドにも留学経験があるんですね。
こんなエピソードを知ると、河野太郎さん自体ももちろん面白い人ですが、「共産主義に触れて見たい。」と言う息子を許す元自民党総裁でお父さんの河野洋平さんも、これまた興味深い人だと思った次第です。
因みに、総裁選の選挙運動ではありませんので。
以上です。