いきなりですが、先週末は私の菩提寺の庫裡新築の竣工式が執り行われました。
計画から寄付集め、そして竣工まで、庫裡新築に大変なご苦労を頂いた檀家役員の皆さんが一堂に会し、こちらの建設委員会の解散式も同時に執り行われました。
檀家役員さんは、多くの方が私より20歳ほど年上の方々で、私のことを生まれた時から知っている人が大半です。
さて、竣工の法要が行われた後は懇親会です。
席上、私も檀家ではありますが、施工者の立場でご挨拶をさせて頂きました。
挨拶では、この庫裡の着工が、例えば2か月ズレていたら、ウッドショックの影響を受けていたこと、また、年単位で延びていたら、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けて、建築資材単価が大幅に高騰をしたこと、これを回避できたのは皆さんの徳の高さだと思うと、我ながらいい挨拶をしたと思っていました。
ところがです。
懇親会が始まり、役員の皆さんへの慰労も兼ねてお酌に回りました。
すると、ウッドショックのことや、新築なった庫裡の出来栄えの話しになると思いきや、話は私の子供時代の悪ガキぶりに関することだらけになってしまいました。
以前にもこのブログでお話しさせて頂いた記憶がありますが、昔の私は酷いものでした。
お花を栽培している農家のビニールハウスに入り、出荷前のカーネーション根こそぎ抜いてしまったこと。田植え前に水を引いた田んぼの泥を、人の家の白壁に投げつけ、立派な白壁をダルメシアンみたいにしてしまったこと。また、人様が飼っていたヤギに、大量の紙を食べさせたことなど、悪態の話は尽きません。
ということで、和やかなはずの懇親会は、過去の謝罪の場と化したというお話です。
帰り際には「頑張って更生してます。」と本堂に手を合わせ、逃げるように帰って来ました。(笑)
以上です。