いきなりですが、私が所属する長野県建設業協会長野支部は、先日善光寺さんの大勧進にて、会員各社の工事安全、商売繁昌、社運隆昌を祈願し、護摩炊きをして頂いて来ました。
当日は、とても寒かったのですが護摩堂はコロナ対応の環境となっており、窓と言う窓は全開。冷たい風が吹き込んで来ます。そんな中、瀧口宥誠(たきぐち ゆうじょう)大勧進貫主による護摩炊きが始まりました。
正座はしなくていいと言って頂きましたので、あぐらをかいていたのですが、それでも足の位置が悪かったのか痺れます。
どちらかの足が痺れの限界に来る度に身体を動かしていたので、だいぶ落ち着きの無い56歳だったと思います。
厳粛で荘厳な護摩炊きのあとは、瀧口貫主よりお言葉を頂きました。
さて、皆さん今年は寅年でございます。
皆さんはご存知かどうか、虎と言うのはライオンより強い動物だそうです。
ではなぜ虎が強いのか?
虎が強いのは落ちついているのと、動物の中でも慎重さにかけては一番で、この慎重さが強い要因だと言われています。
ですから皆さん、寅年の今年はものごと全て落ち着いて、慎重にことを運べばうまく行くと存じます。
とお話しを頂きました。
で、その「落ちついて、慎重に」とおっしゃって頂いた時、貫主さんの目と私の目があったのです。
びびりました。おそらく、護摩炊き中落ちつきの無かった残念な私への戒めですね。
落ちついて、慎重に参ります。
合掌