社員旅行のお話しは続きます。
「瀬戸内しまなみ海道」の絶景と村上海賊気分を満喫した後は、2日目の宿泊地、道後温泉に到着です。
どうですか?
日本書紀にも載っていると言う日本三古泉の一つ、かつ日本最古の温泉だけあって、風情の中にも風格がありますよね。
ただ、道後温泉本館は、現在改修工事中で一部しか利用することが出来ませんでした。
しかし、我々も、建設会社である以上、工事について文句を言ってはいけません。笑笑
宿泊ホテルから、道後温泉本館は歩いて直ぐでしたから、一部社員はせっかくだからと入りに行ったようですが、私はホテルのお風呂があまりにも良かったので、本館に行く事はしませんでした。
さて、本好きな私。この道後温泉でも、はるか昔に読んだ、夏目漱石の「坊ちゃん」に思いを馳せながら過ごしていました。先ほどまでの村上海賊に続いて、今度は「坊ちゃん」気分を漂わせながら、お土産を買おうとホテルのロビー降ります。
そこには、愛媛名物の「伊予柑」をはじめ、いろいろな種類の地元産柑橘類が売られていました。今流行りの「紅まどんな」は時期が過ぎていて既に販売は終了していましたが、「せとか」だとか、「はるか」であるとか、似たような名前の美味しそうな柑橘類が並べてあり、試食を勧められてトライして見ると、これが本当に美味しいのです。
また、ホテルロビーに露店風店舗を広げこれを売っているおばさんが、「坊ちゃん」の理解者である、「清」を彷彿させるような、なんとも優しいおばさん。
端から「坊ちゃん」気分の私は、少々高いと思いましたが、この「清」さんから「伊予柑」と「はるか」を買い求め、さらに「坊ちゃん」の深掘りをしたと言うお話しです。
実に単純です。
以上です。