過日東京にて所用があり、日曜日の夜でしたが、急遽知人と食事をすることになりました。急でしたからもちろんお店の予約などしていません。
しかも、その日のうちに長野に帰るので、東京駅周辺がありがたく、皆で懸命に探したのですが、その辺りで、気が利いていて、安価で、且つ日曜日の夜に空いている店など無く、あったとしても満席。困り果てていた時にふと思い出した東京駅近くの中華料理屋がありました。
思いついたと言っても、どうでしょう、年に2回か3回しか行かないお店です。それでもと思い電話をして見ました。
私 「もしもし、忙しい所を申し訳ないですが、私は飯島と申しますが、今から3名入れますか?」
店 「飯島さんですか?」「飯島さんて、あの名古・・、すみません。」「長野の飯島さんですか?」
私 「そうです。そうです。」
店 「ご無沙汰ですねー。」「では、少々お待ち下さい。」
私 「すみません。」
店 「お待たせしました飯島さん。」「それで、今から直ぐに来られますか?」
私 「直ぐに行きます。」
店 「ありがとうございます。」「では、3名様お待ちしています。」
どうです?私は、お店が空いていると言うよりも、年に2回か3回しか行かないのに、もちろん店長が電話に出たのですが、私のことを名古屋の・・・と言いかけたとは言え、飯島と覚えてくれていたことに感動しました。
「お客様に感動をして頂くこと。」を当社も経営理念に掲げておりますが、正にその見本を体感させて頂きました。見習いたいことです。
で、一緒に食事した知人曰く、「この店で以前相当インパクトの強いことしたんだろ?」
「うん??」
「当たらずも遠からず・・・。」
以上です。