いきなりですが、最近特に迷惑メールが多い気がします。
多い日には100件ほどの迷惑メールが届きます。「世界的な大手EC企業」や「都市銀行」に「大手スーパーのクレジットカード会社」を騙ったものや直接私の名前が表題になったものが目立ちます。
さて、迷惑メールのことを「spam」と言いますが、私、恥ずかしながら去年くらいまで、この「spam」が迷惑メールのことだとは知りませんでした。
会話の中で、「スパム、スパム」と出て来て、なんでこんなところで缶詰の「SPAM」の話が出るのかな?と思ったことは何回かありましたが、特に気にすることも無くなく過ごしていました。
しかし、昨年、ある会話の中で、「これはどう考えてもおかしい。」と気づき、そこにいた人たちに「さっきからスパム、スパムって言ってるけどさー・・・。」と聞いたのですが、一瞬、皆フリーズです。
「えっ、スパムメールって知らないの???」と。
「知らない。」「だって、SPAMって沖縄でよく食べるスパムおにぎりのSPAMじゃ無いの」と私。
そこで、初めて缶詰の「SPAM」では無く、迷惑メールの意味だと教えて貰いました。
でも、悔しいので、この迷惑メールの方の「spam」を調べて見ました。
すると、以下、
「spam」は豚の缶詰めという意味もあります。主にイギリスで好まれる表現で、豚の缶詰めという意味で使うときは「Spam」と S を大文字で書いたりします。なぜ豚の缶詰めが迷惑メールという意味になったのかというと、缶詰めは一度開封したら基本的に再利用して使うことはなく、中身を取り出した後は廃棄されます。この開けたら廃棄されるというニュアンスから必要のないメール、迷惑メールという意味合いに繋がったと言われています。
なるほど。
やはり語源は「スパムおにぎり」の「SPAM」だったのです。
今度、あの時フリーズした彼らに教えて上げようと目論んでいます。
以上です。