昨日は、お得意先様の竣工祝賀パーティーに招待を頂きました。
本工事は、当社にとって大規模工事で、しかも非常に納期の厳しい工事でしたが、現場の職員や協力業者さんの尽力で無事お引き渡しをさせて頂き、お客様にも大変喜んで頂きました。
さて、パーティーでは私の御礼の挨拶もありましたので、この機会にと、事前にこのお客様との御縁を少しひも解いてみました。すると驚くことに、弊社がこのお客様に御縁を頂いてから、今年でちょうど50年になることが判明したのです。夫婦なら、それこそ金婚式です。(笑)
私の年齢は53才ですから、当然お付き合いの始まった頃のことは記憶にないのですが、資料によると50年前、最初に頂いた工事は、関連会社がつくられた社員寮で、請負金は1980万円。納期は、6か月頂いていました。するとその3か月後に、今度は本社工場の新築工事を9060万円で御発注を頂いておりました。
50年前の当社の売上は5億6千万円でしたから、お付き合いを頂いて直ぐに売上の約20%を占めるお仕事を頂戴していたのです。当時、住宅(延床≒130㎡として)の平均請負金が300万円~500万円。これを基準に現在の請負金に換算すると、8億円近い工事を御発注頂いた計算になります。
更に、ひも解くと1980万円の社員寮は6か月の納期を頂いていたのですが、その約5倍の請負金に相当する本社工場の納期は、なぜか5か月に設定されていました。
パーティーの雑談の中で、「それにしても社長、御社は50年前も今も、納期は格段に厳しいですね。」とお話しすると、「急に必要になるからつくる!!」「それに応えてくれるから、おたくと続くんだよ。」と言いながら、大笑いされていました。
半世紀に渡るご愛顧に感謝しつつ、この先の50年も御縁が続きますようにと、胸の中で社長に手を合わせました。
とてもいい竣工式でした。
以上です。