いきなりですが、下の写真をご覧ください。
この、なんだか古めかしいたくさんの配管や、「水道管」という、これまた古めかしい文字。
昭和の、なんと言えばいいのでしょうか、どことなく「ALWAYS 三丁目の夕日」を思わせる、そんな雰囲気が漂っていますよね。
しかしです。これは今でも現役バリバリで、東京のど真ん中のインフラを支えている共同溝なのです。
というのも、先日の東京出張の際、地下鉄銀座駅の改札を抜けて地下道をしばらく歩いた先にある、銀座・松屋デパートの地下入口。その入口の横に小窓があり、ふと覗いてみると、そこには「銀座共同溝」と明示されていました。
私も何年も東京に住んでいましたし、数十年来のお客様も銀座にいらっしゃいますが、銀座・松屋の地下入口横にこんな小窓があるとは知りませんでした。
さて、この「銀座共同溝」は、1950年代、日本の高度経済成長期に銀座の景観を美しくするため、電柱や配線を地中化し、都市の景観を改善する目的で計画され、1968年10月に完成しました。
銀座通りの一丁目から八丁目(総延長約2km)までの両側歩道の下に、電力ケーブル、通信ケーブル、ガス管、水道管、下水道管などの複数のライフラインが集まる、日本初の共同溝です。
完成から約60年が経過しようとしていますが、内部には写真にもあるように点検用通路や監視システムが整備されており、火災や地震などの災害時にも対応できるようになっています。
今年還暦を迎える私。
最近では「開業60周年」とか「完成から60年」とか、そんな「60」に過剰反応してしまいます。
失礼しました。
以上です。