昨日は、第99代の菅総理大臣が誕生。深夜まで閣僚の記者会見が続いていました。見えない敵と戦うと言う難題を抱えての船出ですが、「国民のために働く内閣」として我が国を納得の行く方向に導いて欲しいと思います。
さて、昨日は菅総理誕生のニュースが大きく取り上げられていたのですが、私が注目したのはJR東日本と西日本の経営状況についての記事でした。このたびのコロナ禍にあって、予想通り大変厳しい経営状況となっていました。
そんな中、その努力の一端を目の当たりにする機会があったのでお話ししたいと思います。
と言うのも、いつもお話している通り、私は毎朝決まって5時には散歩に出かけます。毎朝同じルートを約40分間歩いたり走ったりするのですが、その際、必ず長野駅5:24発軽井沢行きの始発電車を見送ることになります。
まあ、この電車は件のJRでは無く、しなの鉄道が運行しているのですが、季節は秋なのですね。9月10日過ぎあたりから、この始発電車が犀川の鉄橋を渡る5:30位では日が昇らずに辺りは薄暗い状態です。
そして、一昨昨日のことです。この始発電車を見送りながらふと気がついたことがありました。それは、まだ辺りは暗いのに車両の電気が点いていないのです。しかし、昨日は電気が点灯していました。そして今朝です。今朝は、電気が消されていました。
これは、どう考えても節電だと思ったのです。
しなの鉄道に問い合わせたわけでは無いので確信は無いのですが、恐らく乗客がいる場合は電気を点灯させ、いない時は消しているのだと思うのです。
昨日のJRの経営状況を記事で読んだあとだったので、なおさら厳しい状態にある公共交通機関各社の経営努力には頭が下がる思いがしました。
そして、小さなことかも知れませんが、この努力に対する敬意も込めて、これは見習うべきことだと改めて思ったと言うお話です。
以上です。