いきなりですが、久しぶりに大雪です。
長野市は、この冬1番の積雪となりました。
昨日はお昼前から雪が断続的に降り続き、18時頃にピークを迎えました。16時頃から会社の駐車場の雪掻きをしましたが、後から後から降る雪に、掻いても掻いても追いつかない状況となりました。
雪国の人なら分かると思いますが、昨日の雪は水気が多くて重たい、言えば「べた雪」っぽくて雪掻き泣かせの雪質でした。「粉雪」系の雪に比べ「べた雪」系は、雪掻きの労力も2倍程度に跳ね上がります。
そのお陰で今は腕と腰に重みと若干の痛みを感じています。
その後、どうしても行かなければならない用事があり、吹雪の中を目的地に向かいました。会社から距離にして約5㎞。しかし、往路で30分。帰りは自宅まで6kmほどですが、なんと1時間30分も掛かってしまいました。
もう、うんざりでした。
さて、今朝の話しです。
昨日の夕方ほどではありませんが、やはり雪掻きが必要な状態でしたから、早朝5時30分過ぎから雪掻きを始めました。
そう言えば、以前のように雪が多く降った頃は、ご近所との暗黙の雪掻きルールが存在していたことを思い出しました。
自宅の雪を掻くだけでなく、自宅と接する道路については、公道とは言え、人が歩ける程度の雪掻きをするのが暗黙の常識でした。たまに時間があって、隣家に接する道が雪掻き前だと、その雪を掻いておいてあげる時もありました。こういう時は、凄く感謝されたものでした。そして、わざわざ御礼を言いに来るのが暗黙のルールでした。
今は、どうでしょう?
こういうルールも鬱陶しいと思われる世の中になってしまっている感じがしませんか?
で、今朝の雪掻。もう少し広範囲に掻く時間はあったのです。
でもです。「あー、鬱陶しい。」「余計なお世話なんだよ!!」を恐れ、自分の範囲内で止めておきました。
「身体的」には優しい世の中ですが、そんな心配までしてしまう「気持ち的」には嫌な世の中です。
以上です。