いきなりですが、「電気をつけて」と言っても、今後さらに進行するであろう、電気代の値上げの話しではありません。
と言うのも、早朝4時30分頃に散歩をしながら歩いていると、家の電気をつけている家庭が結構見受けられます。
それも、明らかにリビングでは無く個別の部屋だと思われるところに電気がついているのです。
決してストーカー行為をしているわけではありませんが、4時30分ですから、ほとんど家庭はまだ寝ている時間だと思います。
そんなことを考えて歩いていると、小学校時代のことを思い出しました。
はるか昔、自分の部屋を与えて貰い、一人で寝るようになった頃の話です。
恐らく小学4年生になった頃だと思います。
こう見えて、私は怖がりなんです。
当時は、心霊写真を解説する番組なんかが流行っていて、それ自体を視るのは好きだったのですが、放送のあった夜に一人で寝る時には、怖くて怖くて仕方がありませんでした。
そこで、その頃は毎晩電気をつけたまま寝ていました。恐らく中学になるまで電気をつけたまま寝ていた気がします。
散歩中、部屋の電気がついているのを見ながら、「中にはあの時の私と同じように、初めて部屋を与えて貰ったのは良いが、怖くて怖くて仕方が無く電気をつけたまま寝ている小学生もいるんだろうなー。」などと、そんな思いに耽っていたら、路地から急にジョギングのおじさんが飛び出して来ました。
小学4年生のあの夜よりも、こっちの方が怖かったというお話です。
失礼しました。
以上です。