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食のタブー 2024.9.11

  いきなりですが、過日は久しぶりにサンディエゴ在住の友人と食事する機会がありました。

 その時、ひょんなことからアメリカでタブーとされている食事(食材)の話になり、とても興味深かったので皆さんにもお話しさせて頂きます。

 まず、日本では桜肉呼ばれている馬肉。
 カウボーイ
文化が根付いているアメリカでは馬肉を食べること自体違法ではないものの、食べるのはタブー。更に馬を食用に屠殺することが違法とされているので、まず桜肉を見る機会はないそうです。

 また、和食の高級食材のフグ。
 フグについても食べることは禁止されていませんが、アメリカでも免許を持つ一部の業者以外は取り扱うことは出来ないのでこれまたほぼ口にすること無いそうです。
 それでも、ニューヨークやロスアンゼルス等の大都市にある超高級和食店では、日本で毒のある内臓などを取り除き、急速冷凍して輸入されたフグ料理がメニューにあるそうですが、目の玉が3回は飛び出すほどお高いそうです。

 次に、高級中華料理に利用されるフカヒレ。
 フカヒレについては、サメからヒレだけを切り落として海に戻すという漁が横行し、そのまま海の戻されたサメが泳げずに死んでしまう為、動物愛護の観点から2000年以降、アメリカ海域でのフカヒレ漁は禁止となったそうで、州によってはフカヒレの販売自体を禁止しているそうです。

 続いてフォアグラです。
 フランス料理の高級食材のフォアグラも、アメリカではタブーなんだそうです。
 これは意外でした。
 フォアグラは、アヒルやガチョウに半ば強制的に餌を多く与えて肝臓を肥大させる。これが倫理的に問題視されていて、アメリカ全土では禁止令は出ていないが、カリフォルニア州では動物虐待、動物愛護の観点から食べることが禁止されているそうです。

 と、気をつけないとアメリカで迂闊に食事の注文も出来ないなと一瞬思ったのですが、禁止されていたり、タブーな食材はまずメニューにはないので大丈夫ですよね。

 それに、考えて見たら1ドルが150円の時代です。例えメニューにあったとしてもフグやフカヒレ、そしてフォアグラなど決して注文はいたしませんというお話です。

 以上です。

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