いきなりですが、日本の食品ロスは年間522万トンあると言われています。
そのうち、飲食店やスーパー、コンビニなど事業系で発生するロスは275万トン。一方、家庭からは247万トン発生していて、その原因は、主に食べ残し、手つかずの食品廃棄だそうです。
世界に目を向けると、年間の食品ロスは13億トン。これは、人間が消費するために生産された食料のおおよそ3分の1に値するそうです。
改めてこのデータを見ると、あり得ない数字ですよね。
さて、過日子供と外食する機会がありました。
食事が終わり、その日は少し頑張ったことがあったので、デザートも頼んでいいと約束していました。
バニラアイスを頼んでいましたが、最後にバニラが溶けてクリーム状になっているのをスプーンではすくいきれず、ちょっと目を離した隙に、こっそり舐めようとしているのを発見。
さすがに、
「それは止めなさい!!」
と、もちろん止めに入りました。
で、その時の娘の返えしが、
「でも、お父さん、食品ロスは良くないんだよ!!」
と。
もちろん取り繕いの詭弁でしたが、「そう来たかー。」と。(笑)
こんな時、皆さんならどう答えますか?
因みに、世界には食事後にお皿を舐める習慣がある国があると言われています。
その国とは、タイ、フィリピン、韓国、カンボジアで、食べ終わったお皿を舐めることで、この食事は美味しかった、有難うという感謝の意を表すのだそうです。しかし、私はカンボジア以外、これまでタイ、フィリピン、韓国に行ったことがありますが、食事中にお皿を舐めている人など見たことがありません。
まあ、娘には食品ロスとマナーは別の話しであることを私なりに説明しておきました。
以上です。