いきなりですが、魔法を使えます。
と言うのも、私が毎朝散歩する時間は、まだ辺りは真っ暗闇です。そして、いつもの散歩ルートには、防犯用の威嚇ライトを設置している家が2軒ほどあります。要は、人影をセンサーが感知すると強い光が点灯する仕組みのあれです。
さて、それはまだ日の入りが早い1月の週末のことでした。
その日は早めの夕ご飯。すると小学4年の娘が「ごはん食べ過ぎた。」と。
「なら少し散歩しようか?」と言うことで、既に辺りは暗くなっていましたが、2人で連れだって散歩に出かけたのです。
ここで56歳のおじさんは、「魔法」を思いつきました。
私「お父さんが、3、2、1と言うとあの家のライトが点くよ。」
娘「ウソだー。」
私「3、2、1!」
ピカッ!!
娘「えっ、えっ、えっ!!」「凄い!!!」
暫く歩みを進めます。
私「じゃあ、次行くよ。」
娘「また出来るの???」
私「3、2、1!」
ピカッ!!
娘「えっ、えっ、えっ、えっ!!」「なんで、なんで???」
私「毎朝散歩してたら、魔法を使えるようになったんだよ。」
娘「私も出来る?」
私「それは分からない。」
結局ネタばらしはしましたが、悪い大人ですよね。
失礼しました。
以上です。