いきなりですが、過日「働き方改革」に関する本を読んでいると、人間の脳が集中できる時間ついて書かれていました。

　人間の脳はとても疲れやすい臓器で、脳が集中できるのは連続2時間が限界。従って、頭を使って仕事をするのも1回に2時間が目途で、2時間を過ぎると性能と効率が落ちてしまうとのこと。だから、2時間集中したら休憩を取ってリセットする必要があるとのことでした。

　そこでいつものように私なりに考えて見ました。
　まず「働き方改革」とは言え、1日に2時間しか働かないと言うことはありませんよね。そこは、この本にもちゃんと書かれていて、2時間集中して仕事をするサイクルを、1日に3セット～４セットにするのが効果的とのこと。

　そこで、これまたいつものように計算です。
　3セット～4セットを時間に直すと実質集中して仕事をしている時間は6時間～8時間／日と言うことになります。
　2時間ごとにどのくらいの休憩を取るのかは書いてありませんでしたが、仮に1日に昼休みも入れて8時間勤務として、2時間ごとに30分休憩を取ると、9時始業で4セットとしたら、休憩は計１時間30分で19時30分まで仕事をすることになりますよね。2時間ごとに1時間休憩をしていたら21時まで働いて8時間勤務と言うことになります。
　これって「働き方改革」と言えるの？

　結局、そんな計算をしながら「働き方改革」を考えていたら、直ぐに2時間が経過し、結論が出ないまま私の脳は限界を迎えてしまったと言うお話です。(笑)

　そうそう、余談ですが、どの国の「映画」もおおよそ2時間で結末を迎えるのは、人間の脳の限界に合わせているからだと言うことも書いてありました。

　これは、「なるほど！」と納得しました。

　以上です。