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2024年シーズンスタート 2024.1.25

 いきなりですが、過日ルートインBCリーグに所属する、我らが信濃グランセローズのオリエンテーションと契約更改が、スタッフ及び選手出席の下で開催されました。

 この日が、実質2024年シーズンのスタートとなります。

 さて、昨シーズン終了後、主力選手がそれぞれの道を選んだことも有り、今シーズンは支配下選手と練習生を合わせて39名のうち27名が新人選手と言うとてもフレッシュな構成となりました。

 冒頭、柳澤監督からは「今年は未知数のチーム。」「優勝の可能性も、最下位の可能性もはらんでいる。」との話がありました。私も全く同じ意見。何とかいい方向に行って欲しいと思っています。

 さて、我々独立リーグはその名の通り、あくまでもNPBには所属されない独立したプロ野球リーグです。
 サッカーのJ2、J3やバスケットボールのB2、B3リーグのように、仮に独立リーグ日本一に輝いてもNPBへの昇格があるわけでもありません。
 また、これまで独立リーグにやって来る選手は、ドラフトで指名されず、大学や社会人にも進むこともできなかった選手や、高校や大学を卒業、または大学を中退した後、野球をする場を失った選手が集まるところと言う認識が強いリーグでした。

 しかし、ここ数年ではNPB等への高い輩出率を誇るリーグに変化を遂げています。

 というのも、昨年のNPBドラフト会議の結果では、(一社)日本独立リーグ野球機構(IPBL)加盟21球団及びIPBL以外の独立リーグ球団から、6名の支配下選手と17名の育成選手がドラフトされました。加えて中華職業棒球大聯盟(CPBL)にも2名の選手が移籍し、計25名を上のリーグに輩出しているのです。

 誕生から20年を経て、独立リーグは球団数(チーム数)の分母から考えると、NPB等への選手輩出率は他のアマチュアチームを圧倒しており、野球界においては無くてはならない存在になったと言えると自負しています。しかしです。残念ながらNPBとは比較ならないほど観客動員数も少なく、選手やスタッフの報酬も最低レベルです。また、資金的に運営面、経営面では非常に苦労をしているのが現状です。

 私は、信濃グランセローズの会長と言う立場を頂ている関係上、弱音を吐くようですみませんがその責任の重さから、正直萎えそうになってしまうこともあります。

 しかしです。過日のオリエンテーションと契約更改の日、夢に向かって目を輝かせている選手や安い給与の中でも頑張ってくれているスタッフを見ると、その萎えた気持ちを振り払いスポンサーセールスを頑張ろうと思うのです。

 そこで、このブログをご覧になっている方で、こんな独立リーグ球団を少しでも支援してやろうと思われる方は、どうか信濃グランセローズの後援会組織「Clubセローズ81」へのご入会をお願いしたいのです。

 選手、スタッフは全力で頑張っています。

 今日はお願いブログとなりました。
 失礼しました。

 以上です。

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