いきなりですが、30年のお付合いと言っても、お得意先や友人・知人のことではありません。
というのも、皆さんは、身の回りのもので長い間使い込んでいる物とかはありますか?
さて、過日のことです。
ふと、私のデスクに置いてあるペンケースの中に、何本かのボールペンや鉛筆等に混じって、ハサミとホッチキス(ホチキス?)が入っているのを見たのです。
そう言えば、このハサミとホッチキスは、私が飯島建設に入社して、この秋で丸32年となりますが、入社時に会社から貸与された文房具の中にあったものです。
ですから、このハサミとホッチキスとは既に30年以上のお付合いとなります。
ハサミは、指穴とハンドルの境では、元々同じ色だったものが変色していますし、ホッチキスも上部のハンドル部分と下部の土台では、カバーの色がこれまた違ってしまっています。
ここに30年の歴史を感じます。
バブル崩壊からリーマンショック、田中康夫県政からアベノミクス、そしてコロナショックと、この30年間の喜びや苦しみも、別にハサミとホッチキスに相談してきたわけではありませんが、それでもデスクの上でずっと私を見ていたんだろうなと思うと、なんだか愛しくなってしまいました。
これからも会社にいる間はこのハサミとホッチキスは一緒だと思うので、この30年間で初めてウェットティッシュでクリーニングをして上げましたというお話です。
どうでもいいですよね。
失礼しました。
以上です。