いきなりですが、今日は4月1日です。
4月1日と言えば新年度と言うことで、入社式を行う企業が多かったり、エイプリールフールだったり、今日から成人が18歳からとなったり・・・。
また、特に今年の4月1日は、生活に直結する電気やガスの料金、また多くの食料品や生活用品などの値上げが予定されていますので、いつもより世知辛い4月1日となりました。
さて、「四月一日」はもちろん「しがつついたち」と読みますが、これとは違う読み方があるのはご存知でしょうか?
ヒントは、名字です。「四月一日」という名字の人が実在するのです。
結論から言うと、「四月一日」と書いて「わたぬき」と読むのだそうです。
では、なぜ「わたぬき」なのか?
それは、旧暦の4月1日は、今でいう5月上旬ころで、昔は、この頃に冬用の着物を暖かい綿入れから、綿を抜いたあわせに衣替えしたそうです。そこから、四月一日と書いて「わたぬき」と読むようになったとか。
現在、「四月一日(わたぬき)さん」が住んでいるのは宮崎県に10名ほどいるそうですが、「宮崎県の旧暦4月1日では衣替えが遅くない?」と思うのは私だけでしょうか?
以上です。