いきなりですが、先週お陰様で59歳の誕生日を迎えることができました。
私事ですが、私にとって59歳の誕生日を迎えることができたというのは、とても意義深く、感慨深いこととなります。
というのも、私の父親は約30年前、58歳と9カ月で他界したのです。
原因は脳幹出血で、朝方庭の芝刈りをしたあと、縁側でタバコを一服したところで倒れ、その日の夕方には帰らぬ人となってしまいました。
それまでの父の生きざまのわりには、実にあっけない幕引きでした。
以来約30年もの歳月が流れてきたわけですが、父親が亡くなった年齢が近づくにつれて、私のこれからの人生と、今やっておかなければならないことを深く考えるようになりました。
なので、一昨年あたりから生きているうちにしておくべきことを整理し始めたのです。
地方の同族企業ですから、個人名義の土地に会社の建物があったりしていたので、こちらも整理しましたし、実家を整地し更地にするために、実家に植えてあった甥っ子たちの入学記念樹木を勝手に伐採し、姉に泣かれてしまったりもしました。また、以前お話しした、長年空き家になっていた生家を思い切って解体したのもそんな理由の一つです。
周りからは、なんだか焦っているように見えたかもしれません。
それでも、59歳の誕生日までには一連のけりをつけたと思っていたのです。
そんな準備を整え、満を持して誕生日である7月15日を迎えました。
と、7月14日から風邪をひいてしまいました。
で、3日間の安静を余儀なくされました。
コロナは陰性でした。
風邪をひいたくらいで、この山は越えたと解釈してもいいのでしょうか?
まだ少し不安ですが、何とか年齢だけは父を超えることができました。
引き続き、よろしくお願いいたします。
以上です。