いきなりですが、これからの自販機はAIの時代になって劇的な変化を遂げるようです。

　と言うのも、そこまで深掘りして調べたわけでは無いですし、かなりの受け売りですが、業界の人の話しをお聞きし、「へぇー！！！」と思ったのでご紹介します。

　先ずは飲料の補充に関して、これまでは人頼りのアナログ配送補充でしたが、これからはAI機能搭載自販機からの情報のもと、その日どのようなルートで、どこの自販機に、何を何本補充するのが一番効率的なのかをAIが判断して配送の担当の方に指示を出してくれるのだそうです。

　まあ、ここまでなら宅配便等でもこのようなシステムを使っているのだろうと予想がつきます。

　驚いたのは、その次の話しでした。
　これからのAI自販機は、なんと金額変動制になる可能性あると言うのです。

　どういうことかと言うと、要は、地域ごとに天気や気温を予想し、その日の売れ筋をAIが判定する。その結果、例えば前日までは140円だったお茶が、今日は150円に設定される。また、その逆で諸条件によっては値下げもある。

　更に、同じ日であってもAIの判定によって、午前中は140円だったお茶が、気温の急激な上昇を鑑みて午後1時からは150円に設定される。そんな時代がすぐそこに来ているそうです。

　たしかに、凄く寒い日に冷たいお茶を売っていても売れはしないから、そこで、値段を下げて売るのは商売の原則と言えば、原則ですよね。

　それにしても、凄い時代が来たものです。

　また、あの「Appleさん」とChatGPTの「OpenAIさん」が協業して、iPhoneなどの基本ソフトに生成AIのシステムを標準で導入するとのこと。

　AIの普及によって、いったいどんな時代がやって来るのか、正直私には想像もできません。

　と、当社に設置されている自販機を見ると、私が毎日飲んでいる「ウーロン茶」が赤い光を放ちながら「売切」と、もう5日間ほど放置されていることになんだかホッとしたりしています。

　以上です。