いきなりですが、BIGMOTORが世間を騒がせています。

　で、この夏休み中は誰からも頼まれていませんが、勝手にBIGMOTORについて考えて見ました。

　とは言え、BIGMOTORの実態を把握しているわけではありませんので、嫌疑を掛けられている、お預かりした車を更に傷つけて保険の割り増し請求をしただとか、そう言った面では無く、創業者社長が臨んだ記者会見について考えて見たのです。

　私も会社の社長として、もし万が一このようなことが起こってしまい、社長として説明責任の為に会見をするとしたら、自分の息子である副社長を会見に同席させたか否か。

　マスコミによると、実質的に経営を担っていたのは、社長の息子である副社長だったとのこと。

　普通に考えれば、「全社に指示を出していたのに、なんで副社長が会見に出てこないんだ！！」となるでしょう。事実そう言う意見が大半となっています。

　ただ、私が創業者社長であったらどうしていたか？
　敢えて批判を覚悟で言うと、私も同じ立場になったら、副社長を会見には出させなかったと思います。
　あわよくば、全てを自分の責任にして終息させたいと考えたと思います。
　全てを自分の責任として、会社を存続させることと、親心として子供を守りたいという気持ちになってしまったと思っています。

　もちろん、甘い判断だと思います。

　実際BIGMOTORも結局あの時の社長の判断が甘かったと世間では捉えられてしまっています。
　それでも、私も恐らくそうしてしまったと思います。

　ただ、あの会見時、BIGMOTORの社長は、「何も知らなかった。」と言ってしまったのは、私の考えのニュアンスとは違います。会社と息子のことを思うなら、そこは、「すべて私の責任です。」「これから実態の調査をして全て事実を報告致します。」とすべきだったと思います。

　批判を覚悟にこんなことブログに書かなきゃいいのにとも思いましたが、書いてしまいました。

　失礼しました。

　以上です。