いきなりですが、沖縄の話が続きます。
今回の視察では、名護にある辺野古の埋立状況を対岸から見て来たのですが、その際、那覇から名護までの移動は、レンタカーで沖縄自動車道を利用しました。
さて、沖縄の高速道路に乗ると気付くことがあります。
というのも、料金所では未だに「ETC」を搭載せずに、一般レーンで料金を支払っている車が異常に目立つのです。
そこで、Googleさんに聞いてみました。
すると、「ETC」の普及率は全国平均で92%となっているところ、沖縄では65%に止まっており、全国でも最低の普及率にだと言うことが分かりました。
私が考えた「ETC」未搭載の原因は、「観光客がレンタカーで移動することが多いこと。」や「基地関係の外国人が多いこと。」だったのですが、この普及率を見ると、観光客と外国人が原因にはなりえないので、更に普及率の低いわけについてGoogleさんに聞いて見ると、以下、
1、平成23年の6月まで無料化の社会実験を行っていた。
2、わざわざ取り付けても沖縄自動車道の約57kmしか無い。
3、那覇〜許田の全区間乗り通しても料金は1000円なのでETC土日割りの恩恵も少ない。
4、近い将来無料化になるから、「ETC」つける費用がもったいない。
5、そもそも渋滞も少ないので、搭載の必要性を感じない。
その中でも、もっとも多い理由は、4の「費用が掛かる」から。
たしかに、沖縄の道路は高速でなくても整備されていますし、下道の方が素晴らしい景色も楽しむこともできます。
しかも、沖縄には「ウチナータイム」と言って、沖縄県民特有のゆっくりとした時間感覚(大幅遅刻もお咎め無し)が存在していますから、焦って目的地に着く必要もそれほど無いので、料金所でお金を払うのに少し待つくらい、「なんくるないさー!!」ってなんですね。
「ETC」の普及率を読み解く中で、沖縄のゆっくりとしていてせかせかしない、こんな感じに心地よさを感じ、移住してしまう人が多いのもうなずける気がしました。
とりあえず、私はまだ長野でいいです。
そんなこと、どうでもいいですよね。
失礼しました。
以上です。