いきなりですが、昨日13日の朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し一時、北海道周辺への落下との情報がJアラートにより発せられ、北海道地域を中心に大きな影響が出ました。
朝礼前の8時前のことでした。北海道地域を対象にJアラートが発表されたとのニュースが飛び込んで来ました。とても驚きましたが、その後「落下の可能性はない」と訂正されました。
このようにアラートが発せられ、それが取り消されると、必ずクレーム起こりますね。
まあ、クレームが入るのは当然と言えば当然ですが、案の定、国民からも与野党議員からも様々な苦言が呈されました。
酷いものだと、『オオカミ少年』ように信頼をなくすとまでいう人までいました。
国民の命を守る為に発せられるアラート。もちろん細心の注意を払って発すことになると思います。
昨日は7時22分にミサイル発射が確認されて、Jアラートが北海道地域に発せられたのは、7時55分でした。
この約30分間に、相当量の情報を入手してアラートの発信を決断したのだと思いますが、その時の情報では、約5分後にミサイルが北海道付近に落下するという内容。
「えっ?」「5分後!!」と思いませんか?
私は防災や緊急時避難についてのプロでは無いので、人が緊急時に起こす行動は分かりませんが、30分間パニック状態が続くよりも、5分間の緊急行動の方が国民に取って安全なのか?
はたまたそこまでは考えていないのか?
とても不謹慎ですが、次にアラートを発する事態が起こったとしら、発信が性急過ぎて今回のように取り消すことになったとしても、「5分では誰も守れ無いし、何も守れない。」ので、もし落下までに時間があるのなら、もう少し時間が欲しいと思ってしまいます。
いずれにしても、国民は政府を信じること。そして政府は今回の取り消しを含め、様々な角度からJアラートを検証し、国民に対して、国防上の国家機密に触れない範囲で説明することが大事だと思います。
しっかりと納得の行く説明を貰えたら、仮に次回も取り消すことになってしまった場合でも、国民の理解は得られる気がします。
私も、「今回もどうせ。」と思わぬよう肝に銘じたいと思います。
以上です。