過日、「日光の東照宮」に参詣したことをお伝えしましたが、その際、「日航(JAL)と東照宮」に関するトリビアの泉をお聞きして来ましたのでお話しさせて頂きます。
先ずは写真をご覧下さい。
もう、説明するまでも無く、一目瞭然ですよね。
この鶴は東照宮の唐門と透かし塀の境目にありますが、JALのマークの原型になったと言われています。
ただ、JALのHPに記されている「JAL」ロゴマークの由来によると、この東照宮の鶴のことは一切記載されておらず、
1959年に国際線の開設やジェット旅客機到来の時代に採用された通称「鶴丸」の基本デザインを継承したもので、創業当時の精神に立ち返り、挑戦する精神・決意、すなわちJALの原点・初心を表している。
となっています。
ご存知の通り、JALのマークは初代から次のマークに移り、経営再建後また元のマークに戻っていますが、初代のマークとは若干変わっているそうです。更に調べてみると、JALマークの初代とひとつ前のデザインはアメリカのランドーアソシエイツ社の作品だと言われています。では、現在の初代に近いマークはと言うと、それはJAL社内の宣伝部による作品のようです。会社再建中だけに外部発注が難しかったことが理由のようです。
とは言え、この東照宮の鶴がJALマークの原型になったのは明らかだと思います。
その他にも、東照宮には様々伝説や逸話があります。今回で3回目の参詣でしたが、いつも時間が足りません。一度個人的にプロの東照宮ガイドをお願いして、ゆっくりと話を聞いて見たいと思っています。
以上です。