いきなりですが、35年振りに行って来ました。
と言うのも、過日我らがルートインBCリーグの合同トライアウトが実施されたのですが、その会場が京王線仙川駅近くの駒澤大学野球部さんのグランド。
当日は早朝よりトライアウトが実施されるため、前泊することになりました。
ホテルは、京王線の布田駅近くです。
遥か昔、私が現役大学野球部時代は、つつじが丘(深大寺南町)にグランドと合宿所があったので、京王線の千歳烏山~調布駅間は第2の故郷ともいえる地域。
生まれて初めてモスバーガーを食べたのも仙川駅前。モスバーガーの食べ方を知らず、袋から全てハンバーガーを取り出して、トマトソースでベチャベチャになりながらも、あの美味しさに感動しました。つつじが丘駅前の甲州街道沿いにあった吉野家には、多分、下級生時代、100回以上は買い出しに行ったはずです。
そんな思い出のあるこの地域の中でも、我が母校野球部の「King of soul food」と言えば、「ジョンブル」のステーキです。
「ジョンブル」は京王線柴崎駅のほど近くにあり、当時我々の間では、最高のご馳走でした。地元出身の先輩が、気張って地元後輩に奢る時は「ジョンブル」のステーキです。地元から親が上京し、合宿所近くで食事する時は、「ジョンブル」のステーキです。仲間内で、今日はと言う時は「ジョンブル」のステーキです。
ただ、考えて見ると、彼女とのデートで「ジョンブル」を使うことは1度もありませんでした。まあ、これは言うまでもありませんね。
でです。
過日、布田に宿泊だと言うので、その「ジョンブル」を思い出し、慌てて予約して行ってきたのです。私は35年振りで、一緒にいた後輩は30年振りの訪問です。
お店の名前が冠された「ジョンブルステーキW」は、当時1,980円ほどだった気がしますが、今は3,200円になっていました。
店員さんの感じがとてもよく、テンションが上がります。
ほどなく35年振りの「ジョンブルステーキW」が運ばれて来ました。
待望の「ジョンブルステーキW」は、外はカリッと、中は柔らかく、あの頃と変わらぬ「実に美味いジョンブルステーキ!!」です。変わっていないことを実感すると、あの頃の思いも蘇り感動は更に増します。
ふと、隣を見ると30年ぶりの後輩が、涙ぐみながら「すみません。」「あの頃を思い出しちゃって・・・。」と。(笑)
食事の最後には、35年前からいるという店長さんらしき方も挨拶してくれました。
「ジョンブル」さん、ありがとうございました。
以上です。